- ご挨拶 -
近年、コーポレートガバナンス・コードの改訂やJ-SOX制度の見直しが進む中、企業経営における内部監査の重要性はかつてないほど高まっています。投資家や規制当局からの期待も年々厳しさを増し、内部監査部門には形式的なチェックを超えた、実効性ある取り組みが求められています。
しかしながら、内部監査は全社的な業務を対象とするため、その領域は広範かつ複雑であり、業種や企業規模によって適切な進め方も大きく異なります。さらに、ガイドラインはあっても、現場で本当に機能する監査手法を確立するのは容易ではありません。
私は、これまで多くの上場企業やグローバル企業において、内部監査・内部統制の現場に深く携わってまいりました。実務を通じて蓄積した知見と経験を基に、企業価値向上に資する内部監査とは何かを常に追求しています。
その集大成の一つとして、中央経済社より出版した『わかる!使える!うまくいく! 内部監査 現場の教科書』は、現場で役立つ実践的な内容が評価され、出版後9か月で9刷、Amazonでは25件中22件が最高評価の★5(2025年5月現在)をいただいております。
このたび、より多くの企業の個別事情に寄り添い、内部監査の現場力を高める支援を行うため、ウェブサイトを開設いたしました。内部監査の立ち上げ支援から、既存体制のブラッシュアップ、監査役・取締役会へのレポーティング改善まで、貴社の状況に応じたきめ細やかなサポートを提供いたします。
内部監査に関するお悩みや課題をお持ちの内部監査部門・監査役・経営陣の皆様からのご相談を、心よりお待ちしております。
- 代表略歴 -
公認会計士・公認内部監査人
浦田 信之 (うらた のぶゆき)
日本長期信用銀行(現SBI新生銀行)、朝日監査法人(現有限責任あずさ監査法人)を経て2013年、住友スリーエム(現スリーエムジャパン)常勤監査役。その後、資生堂、電通の内部監査部門を経て2023年独立、上場企業の内部監査支援、国際会計事務所の品質管理支援等に従事。
監査法人勤務時に、米国KPMG Atlanta Officeへの18か月の赴任経験、内閣府行政刷新会議事務局への出向経験あり。
1996年 東京大学経済学部卒業。
著書等
業務実績
- プライム上場企業への内部監査支援業務
- グロース上場企業への内部監査・内部統制支援業務
- スタンダード上場企業への内部監査・内部統制アドバイザリー業務
- 外資系企業への内部監査支援業務
- 国際会計事務所の品質管理支援業務
- 上場準備企業への内部監査セミナー実施
講演等

・日本公認会計士協会「公認会計士にとっての内部監査業務の魅力」2024年2月
・一般社団法人ないかんMeetup「インパクトのある監査指摘の出し方」2024年6月
・国際企業法務協会「法務が知っておくべき内部監査の基礎知識」2024年10月
・中央経済社「内部監査 現場の教科書 出版記念セミナー」2024年10月
・Abitusガバナンスウィーク2024「内部監査を巡る環境変化と企業価値への影響」2024年12月
・日本公認会計士協会「組織内会計士に求められる内部監査の知識」2025年2月